ハッピー・ライフ・ダイアリー

茶道・歌舞伎・江戸絵画など・・

2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

琳派400年記念岡田美術館所蔵琳派名品展@日本橋三越

Rimpa400.jp - 日本の家のインテリアの変化今年は琳派400年とのことで、どこんでも琳派展が開催される。 デパートの琳派展ならこんなもんなのではないか? 宗達、光琳・乾山、抱一・基一から、神谷宗佳までの屏風・掛け軸が一通り並ぶ。 抱一のすすきの野…

みちのくの仏像@東京国立博物館

http://michinoku2015.jp/http://michinoku2015.jp/ みちのくの仏には力強さを感じる。 だいたい顔が大きくて、身体もどっしりとしている。 京都・奈良の人気のある仏のようにスタイルはよくない。 平等院の天女や百済観音のようにふわふわといて、ベクトル…

南総里見八犬伝@国立劇場

とある劇評で「歌舞伎界の世代交代」という表現が使われていたが、それを感じた1日。 正月の音羽屋歌舞伎としては、菊五郎の出番が断然少ない。少し太ったせいか、足もとの動きがスムースではない印象で、動きが少ないお役。左団次も登場する時間は短いが、…

但し、全体として、織部・遠州茶室のような細工はなく、大らかで堅実な。主人の性格が伺われる。

【湯木美術館】代々の楽茶碗は、長左衛門とノンコウが良いと思ってた。今回の新たな発見は、長入。茶碗以外の食器類も多数作っているが、織部の向付の写しや細い縞模様の向付などチャレンジングなものが多い。町人が茶道に取り組むようになって、新たな需要…

久保惣記念美術館と湯木美術館

(12日に出かけました)【久保惣記念美術館】 茶室・庭、本館へのアプローチ(露地)が素晴らしい。 展示品は久保惣が収集茶道具故、表千家に所縁のもの、かつ、オーソドックスなものが多い印象。奇抜なものや、見立ては見当たらない。 青磁花生の万歳は大ぶ…

中村鴈治郎襲名披露公演 夜の部

鴈治郎襲名@松竹座 夜の部。 http://www.kabuki-bito.jp/theaters/osaka/2015/01/_1-ProgramAndCast.html 愛之助後援会で申し込んだチケットは、なんと中央1列目。●将軍江戸を去る 彰義隊員の中で虎之介君の顔のつい小ささに目がいってしまう。一人遠近法?…

三井記念美術館「雪と月と花」

応挙の雪松図屏風を中心として、雪・月・花にまつわる作品の展示。●中興名物 瀬戸肩衝茶入れ 銘卯の花 瀬戸破風窯市場手。「卯の花のさかりならずは山がつのかきねにだれか心止めまし」続後拾遺集より 遠州銘●唐物丸壺茶入れ 銘淡雪 雪がとけるさまのような…

浅草歌舞伎第一部

【お年玉挨拶】 巳之助、米吉。おしゃべり二人組と自己紹介ある通り、ラジオ番組のように二人のトークが快活に進む。テレビのバラエティ出演の話から、ピンク米吉の話題、いずれは「米子の部屋」をやりたいとか。 そのあと、演目の説明を一通り。米吉くんは…

寿初春大歌舞伎 夜の部@歌舞伎座

今年初めの歌舞伎は、歌舞伎座夜の部。 「番町皿屋敷」 幽霊が出てくるものとばかり信じこんでいたが、岡本綺堂の作は、お菊が切られるところまで。 吉右衛門の播磨と芝雀のお菊のカップルは鉄板で、息ピッタリ。 但し、新歌舞伎らしく、セリフが説明調で功…