2015-01-14 但し、全体として、織部・遠州茶室のような細工はなく、大らかで堅実な。主人の性格が伺われる。 【湯木美術館】代々の楽茶碗は、長左衛門とノンコウが良いと思ってた。今回の新たな発見は、長入。茶碗以外の食器類も多数作っているが、織部の向付の写しや細い縞模様の向付などチャレンジングなものが多い。町人が茶道に取り組むようになって、新たな需要生まれたことで、多数の茶碗、器類を生産したらしい。研究対象にしてもよさそう。 他にも、一入の紅が浮かび上がる黒釉、宗入の灰釉など新たな発見。 表千家の字もよい。