カピトリーノ美術館の所蔵品の展示からローマの歴史を辿る展示。
雌狼と双子の彫刻のレプリカが出迎えてくれる。アウグストゥス、トラヤヌス他、皇帝とその家族の彫像。そして、コンスタンティヌス帝の巨大な頭部にビーナスと目玉となる彫刻が並ぶ。ミケランジェロの構想に基づく、カピトリーノの丘の開発の説明もあり。海外はアンニバレ・カラッチ、グイド・レーニのルクレツィアなど。トラヤヌスの記念柱の版画、ナポレオン3世が作らせたレプリカなど、面白いものも。ただ、カラヴァッジョの洗礼者ヨハネの絵が東京会場には展示されたいなかったのは残念。
カピトリーノ美術館を訪れた日を思い出しつつ、見落としてが作品が多数あることに気が付いて、やはり、ローマにまた行きたい!と改めて思う。