ハッピー・ライフ・ダイアリー

茶道・歌舞伎・江戸絵画など・・

錦秋十月大歌舞伎@歌舞伎座

双蝶々曲輪日記 角力

濡髪が手を抜いたことを知った後の巳之助の長吉の怒りの表情が素晴らしく良かった。
与五郎のつっころばし・・はイマイチ。もっともっと、弱弱しく、おバカな感じでよいと思うの。

水戸黄門

弥十郎の黄門は「鎌倉殿の13人」を思い起こすおとぼけぶりからの、天下の副将軍への変貌ぶりはお約束通り。福之助、歌之助の助さん・格さんは、若々しく、立ち回りも華やかでよし。この組み合わせで、テレビ版でシリーズ化してほしいもの。黄門さまだから最後は大団円になるのがわかっているので、安心しておおらかな気分で見られるのが、伝統的な演目とは違うところか?
テレビとは違うので、印籠の出番はなく、風車の弥七やおえんが出てこないのはちょっと残念。また、立ち回りは、黄門さま番組らしく、切り付けないで峰打ちにしてほしかったな・・。
・・って、テレビの影響大きすぎるな・・。