ハッピー・ライフ・ダイアリー

茶道・歌舞伎・江戸絵画など・・

ポンペイ展@東京国立博物館

1世紀の芸術が、これほど、色彩豊かで、人間の表情も豊かで、生き生きとしているとは思わなかった。フレスコ画もモザイク画も、ブロンズ彫刻も素晴らしい技術水準。
アクセサリーの鎖などの細かい細工も素晴らしい。
一番の気づきは、アレクサンダー大王のモザイク画は、ポンペイの裕福な家の床に描かれていたということ。また、犬のモザイク画は「猛犬注意」という意味とか。また、エジプトのわにやカバの図も見事に描かれており、ローマの文化圏が広かったことを新たに認識させられる。
比べることに意義があるわけではないが、日本では土偶縄文土器だった時代に、これだけの都市生活があったということは、やはり大きな驚き。