前日のうちにアッシジへ移動（電車で2時間）し、今日はアッシジ観光。
アッシジといえば、聖フランチェスコの街。丘の上の旧市街は端から端まで歩いても20分ほどの小さな街だけど、世界中からの観光客が訪れるところ。もちろんローマに比べれば観光客は少ないけど、信心深い人が多そう。
目的はサンフランチェスコ聖堂。そして、ジョットが描いたフレスコ画、「フランチェスコの生涯」。
この絵からルネサンスがスタートしたと言われているわけだけど、確かに微妙に表情があって、子供の頃に読んだ西洋の絵本の挿絵を彷彿させる。28枚の絵を一通り見終わると、信者でない私達にもフランチェスコが行った奇跡や「聖痕」の意味がよ〜くわかりました。
この旅では、以後、私達の間ではフランチェスコがブームに。愛されているフランチェスコは、各地に彼の絵があります。河童のような髪型、茶色いマントのような質素な服装、そして、キリストと同じような穴が手足にあいているのが彼の特徴。（ちなみに・・・他の聖人で特徴があるのは、裸体に矢が刺さっているのが聖セバスチャン。）
サンタ・キアーラ教会→サン・ルフィーノ大聖堂→ロッカ・マッジョーレからパノラマビューを楽しみ、夕飯。
宿泊したホテルのレストランFortezza。ミシュランにも掲載されている（★なしだけど、安くて美味しいレストランとしてアッシジではここのみ掲載。）トリュフやモチモチ感が特徴のパスタ、猪、うさぎなど、珍しいものがメニューに並んでいるけど、美味でリーズナブル。
