ハッピー・ライフ・ダイアリー

茶道・歌舞伎・江戸絵画など・・

愛之助さんを見たさに休暇をとって歌舞伎座へ!
この前、ヤフオクで落札した単衣の着物を着て気張ってお出かけはいいのですが、着付けに手間取ってしまって、2分遅刻!!

まずは「君が代松竹梅」続いて「双蝶々曲輪日記 角力場」
3日前に獅童君の板につかない?関西弁をきいていたので、染五郎の「上方のやさ男」ぶりがとても自然で愉快。二役で演じた相撲取り放駒長吉も若々しい感じが出ていてよかった。

藤戸 吉右衛門(松貫四)作の舞踊劇。松羽目ものらしく、重厚な雰囲気が続き、ついウトウト・・・。
後半の「悪龍となった漁夫の霊」(吉右衛門)が登場!吉右衛門らしい、華やかで豪快な踊りは見ごたえがありました。

最後は、荒川の佐吉!
仁左衛門さんかっこいいのですが、この劇はかっこよさよりも、子煩悩で人がいいチンピラヤクザ役です!
泣かせます。染五郎もいい味を出してます!とてもステキ。
そして、5分くらいしか出演時間はなかったのですが、隅田の清五郎の愛之助さんも見せてくれました。うまいし、キラリと光る存在感がありますね。もう少し長く見てたかったけど・・。
名セリフが散りばめられて、脚本も美しく、最後はハッピーエンド・・・と言い切れないところが少し寂しいのですが、日本的な味わいのある演劇!