ハッピー・ライフ・ダイアリー

茶道・歌舞伎・江戸絵画など・・

ルネサンスの勃興を鑑賞。少し現代美術。

akkotaka8312008-06-26

フィレンツェを歩きまわる。

1)サン・マルコ美術館
フラ・アンジェリコの数々のフレスコ画と祭壇画が残る美術館。特に有名なのが受胎告知。2階へ階段を上がると目に飛び込んでくる。フラ・アンジェリコの篤実そうな人柄が偲ばれる絵画たち。

2)サンタ・マリア・デル・フィオーレ教会(ドゥオーモ)
ローマの教会に比べて、内部は装飾が少なくスッキリした印象のドゥオーモ。
日本では、落書きが大きなニュースになってますが、ここに限らず、イタリア各地は落書きがたくさんあり、「なんでここまで謝罪するの??」というのが、イタリア人の印象なのでは?(※らにとっては、落書きよりもサッカーヨーロッパ選手権(ユーロ)でスペインに負けたことの方が間違いなく大ニュースで憂うべき事項なのです。

3)マリノ・マリーニ美術館
現代の彫刻家、マリノ・マリーニの作品を集めた美術館。人も少なく静かで落ち着いた雰囲気。観光客がワサワサといる、他の美術館とは明らかに異なる雰囲気。馬に乗った人の彫刻などが多数展示されている。古い教会を改築した建物に飾られた現代彫刻も気分転換には最適。

4)パラティーナ美術館
歩き疲れてはいるものの、やっぱりラファエロの聖母子像は観たいから、パラティーナ美術館にも足を伸ばす。
豪華な宮殿と絵画の組み合わせ・・・。パリにも数多くあるタイプの美術館だけど、ここはスケールがかなり大きく、絵の数もハンパでない。壁一面が絵画で埋め尽くされているのです。カラバッジョは「眠るキューピッド」(カ17)。ちょっと、かわいい。ラファエロの聖母子は、小椅子の聖母や大公の聖母・・・。たくさんの絵の中に、ポンと飾られていて特別扱いされていないところに、この美術館の豊かさを感じたのでした。

5)ミケランジェロ広場


ドゥオーモは中から見るものではなく、外から見るものです。夕ぐれのフィレンツェの景色は美しい。

6)サン・ミニアート・アルモンテ教会
ミケランジェロ広場をさらに上がるときれいな教会が現れる。時間切れで中に入れなかったけど、ファサードが素敵。