ハッピー・ライフ・ダイアリー

茶道・歌舞伎・江戸絵画など・・

社長に勧められたので、ブログします。よろしくお願いします!
坂田藤十郎襲名公演に歌舞伎座へ出かけてきました。
12月は京都南座にも出かけたのですが、今日は新年!!着物を着こんで歌舞伎座にお出まししてまいりました。
夕霧名残の正月:由縁の月
襲名の口上が終盤に入ります。本物の口上よりもやわらかい中身で、藤十郎丈もイキイキと心をこめてお話されていた気がします。
奥州安達原:
吉右衛門がお家の芸ということもあって、とっても良かった!
福助は目が見えない女性の役で子供を連れて、勘当された親に会いに来るやくどころ。先月の恋女房染分手綱の重の井と、賢い子供と母の駆け引きと似たような役が続いて、見る私も重なってしまい、また「おいおい泣きながら」のセリフがちょっとうっとうしい感じがしてしまいました・・(10日前に重の井見たばかりだし。)
万歳:扇雀福助の踊り。福助がほとんど動きのない役だった前幕の鬱憤を晴らすかのような美しい踊りで素敵!
曽根崎心中
初めて見ましたが、セリフまわし、藤十郎他役者の演技がいいですね〜。すじがきに出ていた初演時のお初の美しいこと!10代女性の元気のよさと思いつめる気持ちが演技でとてもよく表現されているけれど、肉体的にもその時代に近い初演作一度見ておきたかったぁ・・。