ハッピー・ライフ・ダイアリー

茶道・歌舞伎・江戸絵画など・・

バークスコレクションと吉左衛門

昨日は、サッカー仲間の遅い新年会で飲んで・食べて・笑いすぎて・・・今朝は少し頭が重いと感じながら、早起き。
「さぁ、ゴルフだ・・」
のろのろと準備を始めたところ、「大雨になるからキャンセルしよ」との電話を受けて、早速、ベッドに逆戻り・・。

さて、そうはいっても突然与えられた予定のない休みの日!見たかった展覧会が最終日近いことを思い出して、ハシゴしてきました。
まずは、上野でバークスコレクション展。
http://www.tobikan.jp/
ニューヨーク在住バークス夫人が収集した、日本文化コレクションを日本で展示するというもの。縄文土器から、陶器、江戸の山水画・屏風絵など、思いの他点数が多い。これらを個人で集められるというのが羨ましい限りでした。よかった!

続いて、菊池寛実記念 智美術館の「楽吉左衛門」の展示。
http://www.musee-tomo.or.jp/index.html
「当代の吉左衛門は天才!」と親しい陶芸家の先生がお話していたのがきっかけで、ファンになったのですが、茶道の茶碗というよりも造形芸術というか彫刻っぽいうというか・・。
とにかく、「これでお茶は飲めないと思うけど、茶室に一つ飾るとどうなるだろう?」と想像するだけで楽しい!これだけまとめて見られる機会は少ないので、贅沢な気分にひたってきました。
「私のコレクションに加えたい・・・もし、宝くじに当たれば・・・・」

さて、この菊池寛実記念智美術館初めて出かけたのですが、建物もモダンだし、庭園も素晴らしい感じ(雨でゆっくり見られなかったのですが・・)
ただ、ホールから地下の展示室におりる石の螺旋階段が音を反響するので、階段を下りる足音や話声が展示室まで響き渡るのが残念。展示室が絨毯で木の壁を使って、音に配慮した設計になっているのに、どうして階段ホールまで気がまわらなかったでしょ?
ちなみに、庭園に面したレストランはとても素敵でした。(覗いただけですが。)